お迎えに備える！死神おもてなしマナー講座

～50代からの終活エレガンス入門～

　こんにちは、皆さま。そろそろ体のあちこちに「メンテナンスマーク」が点灯し始めている、そんなお年頃ではありませんか？
そう、50代。
人生100年時代とはいえ、折り返しを過ぎたこのタイミング、「お迎え」についてちょっと考えてみるのも悪くない頃合いかもしれません。

　とはいえ、いきなり「終活！遺言！お墓！」なんて言われても、身構えちゃいますよね。
そこで本日は、気軽に・楽しく・優雅に学べる
「死神おもてなしマナー講座」をお届けします。

死神は突然に。

　「ある日突然、黒ずくめのロングコートでやってくる死神さん」
そんなイメージをお持ちの方も多いでしょうが、最近の死神はアップデートされてます。
スーツで来るし、iPadでスケジュール管理してるらしいです。
（“◯月◯日・田中さん宅、お迎え予定”みたいな。）

そんな未来の“お客様”に対して、あなたはどうおもてなししますか？

　もしも明日、死神がインターホンを押してきたら――
「すみません、今ちょっと無理なんで、来週にしてもらえます？」って言えますか？

言えません。
だって、予定が詰まってるのは死神さんの方です。

　でも、こう言うことはできます。
「わかりました。ただ、家の中は整理してあります。遺言も書いてあります。保険も整理済みです。お墓も決めてあります。」

　そう、死神さんもスムーズに仕事ができて、あなたの家族も困らない。
これぞ“おもてなし”の心。

　このあたりを一つひとつクリアしていけば、
死神さんからも「おお、できるじゃん」と一目置かれること間違いなし

　50代は、まだまだ人生を楽しむフェーズ。
でも、ちょっとだけ「旅立ちの準備」も始めておくと、もっと自由に、のびのびと今を生きられるはず。

　死神さんも言ってましたよ。
「備えてる人ほど、人生を楽しんでる」って。

　死神を怖がるなかれ。
むしろ、“お客様”としてお迎えする準備をしておけば、
いざという時も慌てず、家族も安心。

　そう、それが“終活エレガンス”という生き方。